あくまで趣味の話なので戦争は各自気楽に楽しんでください。その時の助けになれば幸いです。


ブリーフィング*1、戦争、デブリーフィング*2の流れに沿って重要な点、意識すると良いことを書いていきます。

ブリーフィング

  • 大まかな作戦を決める : 「コムバス有利なマップなので敵侵攻ルートを押さえて篭城戦で」や「タンクアタッカー中心で一点突破で切り崩す」といったようなマップや相手によって決める、スカッド全体の方針のようなモノと考えてください。*3 当然、相手の動きに合せて臨機応変に作戦は変化します。
  • 出撃ハウンドの申告 : 「オレはこんなので出るよ!出ちゃう!らっらめぇ!!出ちゃいましゅー!!」とみさくら風に申告してください。とくにRTの縛りは無いので好きなハウンドを繰り出してください。 「今回は勝ちたい」という空気を読めたときは自分の得意なハウンドを出すと良いと思います。
  • マーキング : ホスト*4の人は以下のようなポイントにマーキングをします。
    • コムバスの隙間
    • 司令部特攻ルート
    • スナイプポイント
    • 特徴のある地形
    • 「E−5」のように座標で言っても構いませんが、座標を咄嗟に読むことは意外に難しいです。例)のようにマーキングすればマップ上のほとんどの地点をコムバスかマーカーで指示でき、さらに座標を読むより素早く地点の確認が取れて判りやすいです。

例)ジェモ油田南部でのマーキング

  • 展開ルートの決定 : 脚の速いハウンドが遠くの、脚が遅く射程の長いハウンドが近くのコムバスを確保していくことが基本です。 また作戦によってはわざと別の司令部近くのコムバスから確保して相手を騙す方法も、首都戦のような視界の悪いマップでは有効です。

戦争

  • 展開 : まずはブリーフィングで決めた作戦に沿って行動します。
  • 報告 : 敵を発見したら発見位置、移動方向を報告します。また長射程のガンカメラを持っているなら相手の脚部、武器等も確認するとその後の展開を決めやすくなります。
  • 前線の構築 : 言うのは簡単ですがこのゲームで最も難しく、また面白い行動の一つです。
    • 前線構築の基本は「味方の射程範囲を重ね合わせる」ことです。 侵攻してきた敵機に複数方向から同時に攻撃できる範囲、つまり射程が重なり合ったキルゾーンこそが前線となり、敵の侵攻を強力に阻みます。
    • 圧倒的に有利な状況で対峙する場合*5は、単機でも侵攻をある程度抑えることが可能です。しかし増援の到着など展開次第では簡単に突破されてしまうので、可能な限り複数機による前線の構築を心がけます。
    • 前線を構築する機体に爆風攻撃を主力とする機体がいる場合は、射程の短い機体と組み合わせると爆風が味方まで巻き込み、前線の構築が困難になるため避けたほうが良いでしょう。下記は例です。
      • 二脚グレネード & 直射逆脚 : OK
      • ホイールショットガン & タンク軽曲 : 軽曲の爆風にホイールを巻き込んでしまうためNG

例)3機による前線構築

    • ①:スナイパー ②:タンクミサイル ③:二脚グレネード 円は各機の即応範囲。赤い線が構築された前線。
  • 主なRT毎の戦闘
    • 軽アタッカー
      • 主に戦闘中の敵を横合いから思い切り殴りつける戦い方になります。
      • 軽アタッカーはスカウト的な行動も期待され、またスカウトはよく「陽動に向く」などと言われていますがスナイパーに一撃で脚が破壊される可能性がある以上、撃破されても良い場合のみ陽動に走りましょう。
      • 常に隠密に行動し、コマンダーの言葉に耳を傾け、戦場を把握し、チャンスがあればコムバスを奪い、敵スナイパーを殺し、司令部を破壊しましょう。
    • 重アタッカー
      • 戦場の華。主に敵アタッカーとの戦闘と、コムバス、司令部、スナイパー、コマンダー防衛のディフェンダー的な要素を併せ持ちます。
      • 比較的タフネスのある構築が多いですが、単独での行動は控えます。少なくともスナイパーの援護を受けつつ行動したほうが長生きできるでしょう。
      • 軽アタッカーにも同じことが言えますが、アタッカーは撃破されないことが最重要です。敵を倒すよりも生き残ることを目的に戦いましょう。
    • スナイパー
      • 前線構築の要。自分の存在をアピールすることで敵にプレッシャーを与える特殊なRTで、こちらには巨大なダメージソースがあることを弾丸で敵に伝えます。
      • 伝える方法は、脚部やガンカメラなど致命的なパーツを初弾で撃ちぬくなど派手であればあるほど効果的で、敵の動揺や躊躇を生みます。
      • とはいえ常に姿を晒している必要はありません。むしろ姿を隠して動きまわり、チャンスには必ず狙撃してくるようなスナイパーが戦場では脅威です。
      • スナイプチャンスは、コムバスの確保、戦闘、ACVの掃除など、目標がこちらに注意を払っていないときに生まれます。目標がスナイパーを意識して回避運動をしているときに狙う場合は、当たれば良いな位の気持ちで撃って外れても気にしないことです。
      • 終始一つのスナイプポイントから動かず、敵スナイパーと撃ちあいをして、とりあえず「ラグってるな」と言っておけば良いと思っているスナイパーはスナイパーに向いていません。積極的に移動して前線の支援を行い、当てやすそうな敵から狙っていきましょう。
    • ヘビーガンナー
      • 範囲攻撃による面制圧と軽アタッカーの排除、スナイパーのエイムの阻害を行います。
      • 脚が完全に止まってしまう曲射砲の特性上、姿を晒しての砲撃は極力控え、稜線や障害物に身を隠しながらいやらしく砲弾を浴びせましょう。
      • スナイパー同様、一箇所に留まらず積極的に移動しながら砲撃し、ダメージを蓄積させましょう。たとえダメージが通らなくとも爆風を避けるために逃げる機体は単純な動きになりやすく、狙撃が楽になるので間接的にスナイパーの支援にもなります。
    • コマンダー
      • 理想のコマンダーは的確に敵の侵攻ルートを予測し、迷い無く無理のない展開を指示し、さらに戦闘もこなすコマンダー
      • ですがはっきり言って無理なので、まずは敵の位置と移動方向を常に把握し、聞かれたら即座に答えられるレーダー手を目指すと良いでしょう。
      • コマンダーも戦闘に参加します。NAメイカーを持っていると被弾面積が大きくなりがちなので、近接戦闘は避けスナイパーやヘビーガンナーと兼務すると活躍できる機会も多いでしょう。
      • 指示を出す場合は、曖昧さをなくし明確に伝わるように言葉を工夫しましょう。工夫の仕方はこの辺を参照のしてみてください。

デブリーフィング

  • 勝ったときはどこが良かったかを考え、それが常にできるようにならないか工夫します。
  • 負けたときは素直に認め、負けた原因を考え話し合うかなかったことにします。
  • ただし犯人探しにならないように注意してください。
  • 愚痴と言い訳は構いませんが、基本的に本人以外誰も必要としていないので程ほどに。
  • 暇でしょうがなかったらこのTOSSY SQUAD LOGに対戦記録をつけてみてください。

なにはともあれE&Eです。


*1:対戦ロビーでの作戦会議

*2:反省会

*3:各人の細かい行動まで決めても、相手がこちらの思うとおりに行動するわけないのであまり意味はありません

*4:アイコンが一番上にある人

*5:例えば平地で二脚グレネード VS タンクミサイル。二脚グレネードに明日は無い